伊東マンショ漫画プロジェクト
このプロジェクトは、私たちの住む西都市で生まれた偉人「伊東マンショ」をもっと世の中に広めたい、沢山の子供たちに知ってもらうためにはどうしたらいいかと悩み、子ども達へ分かりやすく尚且つ入口として入りやすいものは何かと考え、漫画を制作するために立ち上げました。
伊東マンショとはどういう人物か…
伊東マンショは、永禄12年(1569年)ごろ、日向国都於郡(今の宮崎県西都市)にて、伊東祐青と母である伊東義祐の娘(通称「町の上」)の間に生まれました。
そう、西都市都於郡は、伊東マンショが生まれた地なのです。
マンショは伊東家当主の孫として生まれましたが、マンショが8歳の時、伊東家は島津家との勢力争いに破れ、豊後(現在の大分県)へと逃れます。キリシタン大名・大友宗麟が治める豊後でキリスト教に出会い、後に「天正遣欧少年使節」の主席正使としてローマ教皇に謁見します。
マンショたちが長い年月を得て、ヨーロッパを渡り、そして日本へ帰ってきました。
帰国した時、日本ではキリシタン弾圧が始まったことにより、彼らの功績は、日本の歴史の表舞台からは消え去ってしまいました。
10分でわかる伊東マンショの生涯
私たちの制作した今回の伊東マンショの漫画は、早い人で10分もあれば読みきってしまいます。そして、その10分で「伊東マンショの生涯」を簡単に知ることができます。
もちろん10分で読み切れる薄っぺらい生涯ではありませんが、その生涯をギュギュっと凝縮されたダイジェスト版が、この伊東マンショの漫画なのです。
そして、新しく表に出始めた歴史の偉人たちともいえる天正遣欧少年使節団、まだ謎につつまれている部分も多いとされており、これからどんどん皆さんのお茶の間に顔を出す機会も増えると信じています。
まずは、知ることから初めてほしい。そういう思いで、作り上げた1冊。
ぜひ、手に取っていただきたいなと思います。